一人旅:正露バックパック旅
旅行記:「黄金の環」
こんにちは!
今回は、前回の続きで④~⑥の各都市についてお話したいと思います。
「黄金の環(Золотое кольцо)」
:モスクワ郊外の環状に連なる都市群の総称。モスクワ以上に長い歴史を持ち、ロシア帝政時代前の古都やロマノフ王朝にとって重要な都市もあることから、ロシア人にとっても人気の観光地である。
私の行程
- ①モスクワ→セルゲエフ・ポサード
- ②セルゲエフ・ポサード→ロストフ・ヴェリーキー
- ③ロストフ・ヴェリーキー→ヤロスラブリ
- ④ヤロスラブリ→コストロマ
- ⑤コストロマ→イヴァーナヴァ
- ⑥イヴァーナヴァ→ウラジーミル
- ⑦ウラジーミル→スーズダリ(ウラジーミル)
番外編⑧ウラジーミル→ニージニー・ノブゴロド
それでは、
④ヤロスラブリ→コストロマ
コストロマ
[Кострома]
:「動乱時代」ロマノフ王朝のゆかりの地
初代ロマノフ王朝皇帝が、即位の儀式を行い代々受け継がれていた土地。現在でも、ロマノフ王朝の歴史を垣間見ることができる。「動乱の時代」はここで終焉を迎え、ロシア皇族とも深い縁を持つ都市です。
「イパチエフスキー修道院」
ここは、ロマノフ一族ゆかりの地として有名である。コストロマ川に面した修道院の中心に立つ黄金のドームのトロイツキー聖堂には、当時のフレスコ画が現存している。また、院内にはロマノフ宮殿があり、ロマノフ一族に関する資料や即位の儀式などの当時の資料がある。
「スネグーラチカ」
この都市は、ロシアのサンタクロース🎅の娘の誕生の地です。ちなみに、彼女は「スネグーラチカ」と言います。街中に、雪娘の銅像がたくさんあるので楽しめますよ。
⑤コストロマ→イヴァーナヴァ
イヴァーナヴァ
[Иванова]
実は、ここは経由地点として通った都市なので、あまり観光名所は見ていないです。っていうか、観光名所はあんましありません(笑)
ただ、学園都市として有名です。学生が多く住み、街中には数多くの大学が点在しています。
⑥イヴァーナヴァ→ウラジーミル
ウラジーミル
[Владимир]
:世界遺産としての聖堂群
日帰りで行ける「黄金の輪」!
「ウラジーミルとスーズダリの白亜の建築物群」としてユネスコ世界遺産に登録。近代と中世の街並みが混在する。ルーシ王朝の首都でもあり、その頃に白石(石灰岩)の建築物が完成されました。
「黄金の門」
キエフの黄金の門を模して、12世紀半ばに造られた城門。かつては、城壁に5つの門があったが今は、この門だけである。ウラジーミルといったら、この城門であろう。
「ウスペンスキー大聖堂」
14世紀初めまで、ロシア大聖堂の最高位にあった教会である。石灰岩をつかった外壁は、見る者を魅了する。この教会が、以後のロシア建築の原型になった。また、有名なイコンの「ウラジーミルの聖母」も過去は、この教会に飾られていた。しかし、首都がモスクワに移転して以来、このイコンもウラジーミルに戻ることはなかった。